こんにちは!
お得なきっぷの代表格である「青春18きっぷ」
普通列車や快速列車に乗り放題で5枚つづり、日付が連続しなくても5回分使えました。
一日当たり2410円で乗り放題!
……だったんですが2024年の冬より仕様変更。
当記事では
- 青春18きっぷの変更点
- なぜここまで改悪してしまったのか考察
をさせていただきます。
青春18きっぷの何が変わったか?
青春18きっぷの変更点をお伝えします。
ほぼ違うきっぷになってしまった。
と言っても過言ではないくらいに変更されてしまいました。
①連続で使用する必要がある(期間をあけての利用ができない)
青春18きっぷの一番の変更点は
3日もしくは5日連続で使う必要がある
ことです。
これがまあ使いにくい。
青春18きっぷの魅力であった
「利用期間中なら好きな日に5回分利用できる」
というメリットが失われました。
そんな連続して使える人なんていないわ!
ということでオンラインで元に戻してほしい署名が1万人以上あつまったほど。
実際に利用者は明らかに減っているそうです。
②2人以上で使用することができない
以前は5回分利用というルールであったため
「残り2回分残っているから友人と一緒に日帰り旅行しよう!」
という利用ができました。
しかし今回の変更により、2人以上での利用ができなくなったため、使い勝手が悪くなりました。
③3日間か5日間、連続利用かを選ぶ
以前は利用期間中に5回分使うだけでよかったのですが
2024年冬より、3日間か5日間の連続利用かを選ぶ形となりました。
また3日間利用の料金は1万円です。
実質値上げとなりました。
なので社会人が利用するハードルが上がりました。
3日間もしくは5日間を普通列車か快速で移動する旅行をする需要ってあるのか?
④改札を通ることができる
以前は駅員さんに青春18きっぷを見せて、入場する形でした。
しかし2024年の冬より改札を通ることができるようになりました。
改札を通せるようにするためにした結果、青春18きっぷの改悪につながってしまったと言えますね。
なぜここまで改悪したのかを考察
なぜJRは青春18きっぷをここまで改悪させてしまったのかを考察します。
完全な妄想なのでご容赦ください。
①従業員の負担軽減
一番の理由は「従業員の負担軽減」
だと私は考えています。
青春18きっぷの利用期間は鉄道会社の繁忙期期間中です。
ただでさえ繁忙期で利用者が多いのに、そこに青春18きっぷのユーザーが大量に押し寄せてくる。
そのため従業員の負担が非常に多い状態でした。
またコロナによる従業員削減のために駅員さんの人員も減ってしまったことにより
従業員の負担が余計に多くなってしまっている状態でした。
そんな中で青春18きっぷが改札を通せるようになったことで、駅員さんが対応するお客様が劇的に減ります。
青春18きっぷを改悪せざるを得なかったといえるでしょう。
②利益が出ないため
明らかに青春18きっぷはお得すぎて、JRにとっては利益が出にくいものであったのでは?
と私は感じています。
コロナ前までは一日で東京から福岡県の小倉まで一日で行くことができました。
またJR四国やJR北海道など利用者や購入者が少ないであろう地域と利用者の多いJRとの購入者の差も原因かもしれません。
③もう廃止したい
1982年にはじめて発売した青春18きっぷ。
そもそもはじめて発売した時は国鉄の時代であり、民営化されていませんでした。
毎年販売される有名なきっぷになったことにより、慣習として販売が続けられていました。
しかしコロナウイルスの打撃を受けたJR各社は、現状の青春18きっぷを販売し続けるのは厳しい。
と判断したと私は感じています。
もしかしたら青春18きっぷを販売してもJRとしては旨味がないので廃止したいのかもしれません。
④安い値段に飛びつく利用者を切り捨てる
青春18きっぷといえば貧乏旅行で利用する代表格のきっぷです。
そんな中、青春18きっぷを利用する人が乗り換えのために駅構内を走ったりして危ない状態がここまで続いていました。
また駆け込み乗車が青春18きっぷ利用期間は多くなる傾向にありました。
青春18きっぷのルールを変更しても、青春18きっぷを購入してくれる善良なユーザーを囲い込みたい。
という意味合いもあるのかもしれません。
まとめ
青春18きっぷの内容が変更になったとはいえ、まだまだ非常にお得なきっぷであることは確かです。
ただなくなる可能性が高くなってきました。
なくなる前に利用してみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございました!